検査機器
オープン型MRI(0.3T)
MRI検査とは、強力な磁石の間に入り、脳、関節、臓器などの断層撮影をしたり、造影剤なしで脳などの血管撮影をする検査です。磁石と電波を使用している為、レントゲン検査のように被曝の心配もありません。
また、当院のMRIはオープン型ですので、広く開放した環境で検査が受けられ、検査時の音も従来のトンネル型より静かになっています。 狭いところが苦手な方や小児、お年寄りなど、MRI検査が苦手な方も安心して検査が受けられます。ただし、強力な磁石を使用していますので、心臓ペースメーカー等体内金属のある方は検査ができない場合があります。詳しくはスタッフにご相談ください。
マルチスライスCT(16列)
CT検査は、X線を使って身体の断面を撮影する検査です。体内の様々な病巣を発見することができますが、当院では、主に気管支・肺などの胸部、肝臓、腎臓などの腹部の病変に検査をしています。
マルチスライスCT は、今までのCTより短時間で薄いスライスの撮影が可能です。短時間で検査が終わるため、X線の被爆時間が短く、患者様の負担も少なく検査できます。 また、データ処理により、輪切りの画像はもちろん、あらゆる角度の断面画像の作成、立体的な三次元画像(3D)も作成観察することができます。
胸部X線画像病変検出ソフトウェア CXR-AID
撮影した胸部レントゲン写真をAIによって解析することで、肺がんや肺炎、結核、気胸などが疑われる領域を検出しマーキングします。その領域を医師が再確認することで、見落しを防いでいます。
骨密度測定装置
骨密度が、若年成人平均値の70%以下になると、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)といいます。骨粗鬆症になると、骨の量が減って骨が弱くなり骨折しやすくなります。
骨密度測定装置は、その骨密度を測る装置です。当院では前腕骨を約15秒で測定します。前腕骨は加齢による骨の変形を受け難く、高齢者の測定に適しています。